赤門重蔵 車を選ぶ イタリアの国民車 フィアット500 1969年型

ピンポーン

玄関のチャイムが鳴って

「はーい」と久美子

「まいどーっ、ヴィンテージカー専門店、ガレージ・レッドドアーズですっ」

一昨日、ミニクーパー、昨日シトロエン2CVが納車になった赤門家

「フィアット500、お持ちしましたーっ」

玄関を開けると、これ以上ないというくらい満面の笑みを浮かべる営業マン

奥から出てきた重蔵、その車を見てまたしても冷や汗

1969年型フィアット500

イタリアの国民車として有名な名車

重蔵は義理の息子、浩が毎日駅まで乗っていくために

カローラの一番小さい車種を注文しようとして

トヨタカローラに軽自動車はないということを知らず

軽って500ccくらいだったっよな、と

パソコンでカローラ500と検索

例の悪名高い翻訳サイト「Black Doors翻訳」で翻訳してしまったせいで

Black Doorsに関してはこちらの記事をご参照ください。

検索結果のフィアット500

「カローラにも軽があるじゃねーか、浩になんぞこれでいい」と

娘婿の浩が気に食わない重蔵

地味な色のこれでいいやと、適当に黒いフィアット500を注文

極度の老眼で酒の入っていた重蔵

ヨーロッパヴィンテージカー専門店、ガレージ レッド・ドアーズなる店

ヨーロッパとトヨタカローラを勘違いして

「カートに入れる」

しちゃったのでした。

その時ちょうど帰宅した浩

その黒くて丸くてちっこい車を見て一言

「Bella macchina!」美しい車!

思わずイタリア語で叫びます。

実は浩、以前イタリアの会社に勤めていて

イタリア語を勉強していたんです。

バブルの頃でしたので、たびたびイタリアに出張

ミラノ、トリノ、フィレンツェ、ローマ、ナポリなどで商品を買い付け

仕事の合間を見てはアマルフィーやポルトフィーノなどのリゾート地へ

フィアットのレンタカーで色々なところを走り回っていたのです。

そこでよく見かけた、フィアット500

ナポリではボロボロの、ミラノでは完璧にレストアしてピカピカの500たち

なんて魅力的!イタリアそのもののようだ

浩にとってイタリアのアイコンの一つになっていました。

いつか手に入れたいな

ずっと思っていた車だったのです。

トヨタクラウンをプレゼントして「余計なことをしやがって」と重蔵に殴られた浩

それ以来ぎくしゃくしていた二人の関係も

フィアット500が

何とかしてくれそうです。

続く

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フィアット500の魅力を知る、こちらの動画を是非ご覧ください。イタリアですから当然美女が登場します!(笑)









投稿者: akamon80

ヨーロッパ、日本の有名アパレルブランドと長年仕事をし、優れたデザイナー、クリエイターと交流してきた著者が、赤門家の日常生活を描きながら、通販で買える優れたこだわり商品を紹介していきます。

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