FLOS(フロス)「MOD.2097/30」クローム MOD2097-30-CHR
FLOS(フロス)「MOD.2097/30」ゴールド MOD2097-30-GLD
FLOS(フロス)のモダンなシャンデリア「MOD.2097/30」
「雑誌エンサイマダと赤門家の楽園化プロジェクト」
そう名付けた編集長
先ほど撮影した画像をパソコンに取り込み
スタッフ一同を集めてあれこれ指示を出しています。
ただ、天才肌なので、その指示が抽象的すぎてよくわからないのは
いつものことです。
口癖は
「もっとゴージャスに、官能的に」
田舎暮らしにゴージャス、官能的
以前編集長を務めていたファッション雑誌
「イビサ」
こちらは高級ブランドとのタイアップで
「ゴージャスと官能的」のてんこ盛り
それが受けて大ヒットしたのですが
エンサイマダのテーマは田舎暮らし
いかがなものでしょう
その場にいた全員がそう思っていましたが
集められたスタッフはみな
「仕事で何かやらかしちゃった」過去を持つ人ばかり
「過去の栄光」はもういいから
そう思ってはいますが
あとがない人たちばかりです、
おとなしく聞いています。
「蔵にフロスのゴージャスなシャンデリアを吊るす」
そう言い放った編集長
1枚の写真を皆に見せます。
イタリアの偉大な照明メーカー、フロス社のシャンデリア。2097/30
1958年ジノ・サルファッティが作り上げたモダンデザインの傑作
シャンデリアという最もヨーロッパ的で伝統的なアイテムを再構築
画期的なデザインです。50年以上たった今でも生産されている傑作照明です。
「はあ?」
スタッフ一同、日本の蔵なら和風の照明、せめてイサムノグチ
あたりがいいんじゃね、と思いましたが
赤門和子が岩下志麻風に一言
「ゴージャスで官能的じゃの、それでいこ」
この一言で決まりです。
続く
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栃木県のとある田舎町に暮らす赤門家の人たち、周りから見ればごく普通の家族に見えますが、実は!
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それでは赤門家にまつわるこちらのお話、みなさまどうぞお楽しみくださいませ!