赤門山、赤門神社で不思議な体験をした重蔵、金蔵に打ち明ける そしてリーバイスとの意外な関係?

赤門山での不思議な体験

前回のお話はこちら

家に戻って仏壇の前に座り手を合わせ

「申し訳ありませんでした、もう致しません」

何も悪いことをしていないにも関わらず

謝り続ける重蔵

家族は何事かと見守るばかりです。

小一時間立って、おもむろに立ち上がる重蔵

「ちょっと出かけてくる」

そう言って家を出ます。

向かった先は、居酒屋かずちゃん

そろそろ金蔵も来る頃です。

案の定、狭いカウンター席の中央に陣取る金蔵

かずちゃんの真ん前の特等席というわけです。

がっしりとした体格は重蔵と負けず劣らず

二人並んで座る姿は仁王像のよう

周りの客は怖がって近づこうとはしません。

「よう、金ちゃん早いね今日は」

「おう、重ちゃん、この席が一番うまい酒を飲めるからな」

「ところで金ちゃん、ちょっと話が」

今日の不思議な体験を語る重蔵

一時間後

神妙な顔をした二人

金蔵

「まさかとは思うが」

「俺が生まれてすぐ、お母さんは亡くなったと聞いているが双子だとは聞いてねえ」

「親父は俺が生まれる前に戦争で死んだそうだ」

重蔵

「俺の両親もおんなじだ」

「遠い親戚が育ての親だ」

「でも、そんなのは当時どこにでもあった話じゃねえのか」

「だいたい、俺たちは姿かたちがちっとも似ていねえじゃねえか」

その時店内にいた客の全員が

「おめえら、瓜二つじゃねえか」

と思ったのですが口には出さず、こりゃ面白いことになったと

聞き耳を立てています。

「ねえ、かずちゃん」

「そうねえ、二人ともそれぞれ個性的だからねえ」

二人を小さいときから知っているかずちゃん

もしかしたらとは思っていましたが、確信に変わっています。

金蔵

「そういえば、その赤い手ぬぐいだが、ちょっと気になることが」

重蔵が山で出会った爺さんが首に巻いていた赤いバンダナのことです。

「俺が遠い親戚に預けられた時の荷物の中に、赤い手ぬぐいのようなものがあるんだが」

「しかも、どういうわけか半分に切ってある、ああそれになんか横文字が書いてあったな」

重蔵、冷や汗が流れているのを感じています。

「俺んちにも変な柄の手ぬぐいが仏壇の奥にあったなあ」

実は、重蔵の曽祖父、赤門重兵衛は明治の頃

実家の商売、生地卸を双子の兄弟、金之助と二人で営んでおり

ある時、これからは米国で商いをしようと思い立ち

絣の織物をトランクに詰め

カリフォルニアからニューヨークまで行商をして歩いたのでした。

英語のできなかった二人ですが、身振り手振りでまるで寅さん

バナナのたたき売りみたいに

「よってらっしゃい、みてらっしゃい」

双子の絣売り

徐々に人気が出て、新聞にも取り上げられたそうです。

ある日、サンフランシスコで営業していると

「チョットイイデスカ」

「コノキジゼンブクダサーイ」

こりゃ儲かったと喜ぶ二人

その人がジーンズのリーバイス社を設立することになる

リーヴァイ・ストラウスさんだとは

夢にも思わない二人

とりあえず日本に帰るかと

お土産に赤いバンダナを買って

船に乗り込んだのでした。

続く

リーバイスのオフィシャル動画、The 501 Jean Stories of an original 赤門重兵衛、金之助の時代、リーバイス501が生まれたのです!ぜひご覧ください。


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投稿者: akamon80

ヨーロッパ、日本の有名アパレルブランドと長年仕事をし、優れたデザイナー、クリエイターと交流してきた著者が、赤門家の日常生活を描きながら、通販で買える優れたこだわり商品を紹介していきます。