地元の名産品もお土産に買うものもない、そんなわが町を変えていきたい!赤門重蔵、市長に立候補?

腰を抜かしてしばらく寝込んでいた重蔵と小路

ようやく起き上がって昆布茶をすすりながら

何やら話し込んでいます。

「あの蔵にあるものはとんでもなく貴重で文化的価値のあるものですから、きちんと保管して多くの人の目に触れるようにしたらいいと思うんです。

雑誌と連動すれば集客が見込めるので、カフェ、レストラン、ギャラリー、ショップを併設した博物館のようなものにしてはいかがでしょう。

蔵のそばにある3つの物置小屋は農具を展示して、庭で栽培したオーガニック野菜や生みたての卵を使った料理とデザートを楽しめるレストラン、タパスをつまみにグラスワインやシャンパンを飲めるバル、焼き立てのパンを販売するベーカリー、チョコレートから和菓子まで手作りのスイーツを販売するショップにする。

この辺は特に名産品もないから、お土産ならここ、というブランドを作っていく。近所の人たちに手伝ってもらえれば町おこしにもなると思うんです。

おやじさんには将来、ドン・アカモン、あっ、間違えた、赤門市長になっていただきたい。」

市長という言葉に反応した重蔵と妻、和子

それぞれ市長、市長夫人になった自分を想像し

「毎日うまいもんが食えそうだ」

「これでやっとセレブに戻れる、だって私、村長の家の生まれだし」

話の前半は小路が何を言っているのかわかりませんでしたが、

どうやらこの家が観光地になって、楽して市長になれると思ったようです。

ここまで一気にしゃべった小路、昆布茶をぐいっと一気に飲み干し、

「どうです、おやじ、あねさん、費用は弊社が負担します。任せて頂けませんか」

この一言を聞いた重蔵の妻、和子

すっくと立ち上がって、岩下志麻風に一言

「よさそうやないか、よろしゅうたのむわ」

確か、北関東生まれの和子

小路の前では変な言葉遣いになるのでした。

続く

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投稿者: akamon80

ヨーロッパ、日本の有名アパレルブランドと長年仕事をし、優れたデザイナー、クリエイターと交流してきた著者が、赤門家の日常生活を描きながら、通販で買える優れたこだわり商品を紹介していきます。