目次
- 1 宮城の美味しいものが食べたい!
- 1.1 宮城県の人気グルメ、お取り寄せグルメ、お土産、郷土料理、名物料理、ご当地グルメ
- 1.1.1 萩の月
- 1.1.2 白松がモナカ
- 1.1.3 ふじや千舟 特製支倉焼
- 1.1.4 クマの手シューラスク・プレーン ムッシュ マスノ アルパジョン
- 1.1.5 かまぼこ 蒲鉾 笹蒲鉾 仙台 笹かまぼこ
- 1.1.6 杜の都仙台名物肉厚牛たん
- 1.1.7 辛子明太子
- 1.1.8 上質仙台黒毛 特選すき焼き・しゃぶしゃぶ
- 1.1.9 宮城県石巻産 活 ムール貝
- 1.1.10 仙台牛
- 1.1.11 仙台牛サーロインステーキ
- 1.1.12 宮城県産 殻付き牡蠣
- 1.1.13 吉次(キンキ)の開き
- 1.1.14 宮城県産 生わかめ
- 1.1.15 金のさんま 宮城県気仙沼 斉吉商店
- 1.1.16 最高級A5ランク仙台牛カレー
- 1.1.17 おくずかけ
- 1.1.18 仙台雑煮
- 1.1.19 はらこ飯
- 1.1.20 ずんだ餅
- 1.1.21 はっと汁
- 1.1.22 ナメタガレイの煮つけ
- 1.2 宮城に行ったらここで食べたい!宮城県の絶品グルメを味わえる店
- 1.3 宮城県の美味しいもの、もっと知りたい!
- 1.4 日本の美味しいもの、もっと知りたい!
- 1.1 宮城県の人気グルメ、お取り寄せグルメ、お土産、郷土料理、名物料理、ご当地グルメ
宮城の美味しいものが食べたい!
萩の月、牛タン、仙台牛、牡蠣、笹かまぼこ、金華サバ、フカヒレ、白松がモナカ、ふじや千舟 特製支倉焼、クマの手シューラスク、ずんだスイーツ、おくずかけ、仙台雑煮、はらこ飯、ずんだ餅、はっと汁、ナメタガレイの煮つけ.. こちらでは宮城県の人気お取り寄せグルメ、ご当地グルメ、郷土料理、名物料理、B級グルメ、お菓子、スイーツとグルメ通販サイト、宮城の絶品料理が味わえるお店、お土産、手土産、贈り物、ギフト、お中元、お歳暮、お祝いなどにも喜ばれる名産品、特産品をご紹介します。



ねえねえボンゾくん、宮城県の美味しいもの教えて!



萩の月、牛タン、仙台牛、牡蠣、笹かまぼこ、金華サバ、フカヒレ、白松がモナカ、ふじや千舟 特製支倉焼、クマの手シューラスク、ずんだスイーツ、おくずかけ、仙台雑煮、はらこ飯、ずんだ餅、はっと汁、ナメタガレイの煮つけ.. たくさんあるんだよ!それじゃあ、イギーくんと一緒に宮城県の美味しいもの、詳しく調べてみようね!
宮城県の人気グルメ、お取り寄せグルメ、お土産、郷土料理、名物料理、ご当地グルメ
萩の月
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開けた瞬間の卵感がすごい
外はフワフワで、中はずっしりクリーム✨
甘さは程よく、3個くらいいけそう…
すっごい美味しかった❤️❤️❤️菓匠三全萩の月16個入
萩の咲き乱れる宮城野の空にぽっかりと浮かぶ名月をかたどった銘菓・萩の月。 まろやかでやさしい風味のオリジナルカスタードクリームをたっぷりと使い、 ふんわりとした高級カステラで包みました。
白松がモナカ
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仙台のおみやげ
大納言、大福豆、胡麻の餡
どれも美味しい
何度か買ってきてもらっていて、初めて手提げ袋をみたけど、気になる可愛いさ઼
白松がモナカ
きめこまやかな、その質感。軽やかな音と、香ばしいかおり。そして豊かで深い甘み。モナカを心行くまで味わうひととき。最高の原材料を使用して最高の品質を保つ白松がモナカ
ふじや千舟 特製支倉焼
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ふじや千舟 特製支倉焼
フレッシュバターと新鮮玉子、砂糖と粉でサックリと仕上げた皮にクルミの入った白あんを包んだ生地を木型に入れて形を整え「支倉焼」の文字を浮きたたせて焼き上げます。地元仙台では、お茶うけとして、結婚式やご法事でのお引きものにもひっぱりだこの銘菓です。
クマの手シューラスク・プレーン ムッシュ マスノ アルパジョン
大人気!定番商品 シューの香ばしい風味とサクサク感のハーモニー
かまぼこ 蒲鉾 笹蒲鉾 仙台 笹かまぼこ
かまぼこ 蒲鉾 笹蒲鉾 仙台 笹かまぼこ
杜の都仙台名物肉厚牛たん
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杜の都仙台名物肉厚牛たん塩味500g(3〜4人分)
辛子明太子
辛子明太子2Kg
上質仙台黒毛 特選すき焼き・しゃぶしゃぶ
上質仙台黒毛 特選すき焼き・しゃぶしゃぶ 1000g
宮城県石巻産 活 ムール貝
宮城県石巻産 活 ムール貝[1kg]【送料無料】活きたまま発送の鮮度抜群♪パスタ、パエリア、ワイン蒸し、ブイヤベースなどヨーロッパ料理には欠かせない【高級食材】復興支援
仙台牛
最高級A5ランク仙台牛サイコロステーキ600g
仙台牛サーロインステーキ
最高級A5ランク 仙台牛サーロインステーキ 200〜220g×4枚
宮城県産 殻付き牡蠣
宮城県産 殻付き牡蠣 30個
吉次(キンキ)の開き
脂のノリ抜群の吉次の開き【キンキ】
宮城県産 生わかめ
わかめ (生わかめ) (1kg) (宮城産) 【塩抜き不要】【冷凍保存可】「健康寿命を延ばそう」ダイエットミネラル 食物繊維 フコイダン 低カロリー
金のさんま 宮城県気仙沼 斉吉商店
宮城県気仙沼 斉吉商店の「金のさんま」190g×4袋
最高級A5ランク仙台牛カレー
最高級A5ランク仙台牛カレー 200g×2パック
おくずかけ
おくずかけの特徴
歴史・由来・関連行事
県南地域を中心に、春と秋の彼岸やお盆の時期に食べる精進料理。法事で集まった人たちへのおもてなしの側面もある。仏前へのお供え、家庭料理として食べられている。
数種類の野菜、豆腐や油揚げ、豆麩をしいたけのもどし汁で煮込み、そこに白石温麺を加えてくず粉でとろみをつけたもの。現代ではくず粉の代わりに片栗粉でとろみをつけることが多い。県南の白石市の名産品でもある白石温麺は、そうめんよりも少し太い麺で、加工時に油を使わないので、消化に良いとされている。具材となる野菜は、その時期に採れるものが主ではあるものの、家庭によっても変わる。いずれにせよ出汁の利いた優しい味わいで、子どもからお年寄りまで幅広い年齢層に好まれる。
県北地域に行くと、「おくずがけ」とよく似た「すっぽこ」「のっぺい汁」と呼ばれるものがある。つくり方はほとんど同じだが、日常的に食すか、特別な時に食すかの違いがあるといわれている。食習の機会や時季
県南地域では、春と秋の彼岸やお盆の時期に食べる精進料理。県北の「すっぽこ」は、法事で裏方を務めた人へのねぎらいのためにふるまわれ、「のっぺい汁」は日常的に食される郷土料理である。
仙南の白石市を中心に、観光客向けに通年食べられる飲食店もある。飲食方法
一人前ずつ、汁椀や丼に盛り付けて食べる。本来は精進料理なので肉や魚は使用しないが、家庭によっては鶏肉や豚肉を入れることも。また、白石温麺の代わりにうどんを使用する家庭もある。
おくずかけのレシピ、作り方
材料(4人分)
里芋(またはじゃがいも)100g
人参 50g
ごぼう 40g
ささぎ 10本
油揚げ 1枚
干ししいたけ 5枚
糸こんにゃく 1/2把
豆腐 1/2丁
豆麩 適宜
うーめん 1把(100g)
三つ葉 適宜
【調味料A】醤油 大さじ2
【調味料A】塩 小さじ1/2
【水溶き片栗粉】片栗粉 大さ じ1
【水溶き片栗粉】水 大さじ2
だし汁(干ししいたけのもどし汁と水) 4カップ
※ほかに油麩、なす、みょうがなどを 入れてもよい作り方
1 うーめんは二つに折ってゆでておく。
2 里芋、人参、ごぼうはいちょう切りにする。ささぎは三等分ぐらいに折る。豆腐と油揚げはさいの目切り、干ししいたけは水でもどして軸を除き細く切る。三つ葉は2cm長さに切っておく。糸こんにゃくは熱湯でゆがき5cmの長さに切る。豆麩は水でもどしてしぼっておく。
3 鍋にだし汁、野菜を入れてやわらかく煮る。油揚げ、豆腐、糸こんにゃく、豆麩を加えて調味料Aで調味する。吸い物よりもやや濃いめにつくる。
4 鍋にうーめんと水溶き片栗粉を加えて、とろみがついたら火を止める。椀に盛り、三つ葉を添える。出典 農林水産省公式サイト
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仙台雑煮
仙台雑煮の特徴
歴史・由来・関連行事
江戸時代末期から食されている仙台雑煮。椀からはみ出すほどに大きな焼きハゼとハラコ(イクラ)、仙台せり、おひきなの彩りが美しいハレの日の食事。
大根、人参、ごぼうを細切りにしてさっと湯通しした「おひきな」は、一食分に分けて外気にさらして凍らせる。こうすることで、より味が沁みやすくなる(温暖化の近年では、冷凍庫で凍らせるのが主流)。
出汁には、かつて松島湾で大量にとれたハゼを焼いて干したものを使用。この焼きハゼは、数匹が藁で連になって売られている。昔は焼きハゼ小屋がいくつもあったが、近年の不漁によって激減。そのため、焼きハゼは年々高価になっている。
また、阿武隈川に遡上してきたサケからとれたハラコも目を引くが、こちらも近年価格が向上し、全体的に見て仙台雑煮は高級になっていく一方である。
ちなみに、伊達政宗公の食していた雑煮はこの仙台雑煮ではなく、干しアワビに干しナマコ、ニシンの出汁の雑煮だったと記録されている。食習の機会や時季
年末の28日から30日にかけて大根、人参、ごぼうで「おひきな」をつくり、冷凍する。焼きハゼは大みそかから水につけて出汁を取る家庭もあれば、元旦当日に煮だす家庭もある。出汁がとれたら焼きハゼをとりだし、ずいき、おひきなを入れ、醤油など各家庭の味付けでととのえる。焼きハゼ、ハラコ、仙台せりなどで彩れば完成。
仙台市街地周辺では正月三が日はこの雑煮を食べるのが一般的である。飲食方法
一人前ずつ椀に盛り付けて食べる。餅が見えなくなるほどの具材で覆うのが一般的。ハゼは背骨をとって食す。
仙台雑煮のレシピ、作り方
材料(4人分)
焼きハゼ 4尾
大根 600g
人参 100g
ごぼう 100g
ずいき 2本
凍み豆腐 2枚
板かまぼこ(紅白) 厚さ5mmのもの各4枚
いくら 40g
せり 30g
水 4カップ
餅 2~3切れ(1人あたり)
【調味料A】醤油 大さじ2
【調味料A】塩 小さじ1/2
【調味料A】酒 大さじ2作り方
1 大根、人参、ごぼうは千切りにし、ゆでて凍らせる(ひき菜)。
年末のうちにつくっておく。
2 凍み豆腐は湯でもどして短冊切り、ずいきももどして2cmの長さに切る。
せりは3cm長さに切り、紅白板かまぼこは板から外し5mm厚さに切る。
3 分量の水に焼きハゼを入れて、15分ほど煮てだしをとり、調味料Aを入れて調味した後にハゼをバットにあげておく。
4 3に凍み豆腐、ずいきを入れ、煮立ったらひき菜を加えて味がしみる程度に煮る。焼いた餅(またはつきたての餅)を入れ、火を止める。
5 お椀にひき菜を敷き、餅をのせ、ハゼ、板かまぼこ、いくら、せりを飾り、最後に汁をたっぷりかける。出典 農林水産省公式サイト
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はらこ飯
はらこ飯の特徴
歴史・由来・関連行事
宮城県には北上川、鳴瀬川、阿武隈川をはじめとする大小さまざまな河川があり、毎年秋になるとサケが産卵のために遡上する。そのため、白サケ類の漁獲量は全国トップクラス。100年以上も前から人工ふ化放流事業を行うなど、サケを守り育ててきた歴史がある。現在も県内に20ヶ所のふ化場があり、増殖と資源保護の努力が続けられている。
そんな宮城で、サケを使った郷土料理として最も有名なのが「はらこ飯」。これは、伊達政宗公が荒浜の運河工事を視察した折に、領民から献上されたことでも有名だ。「はらこ」とはこの地方でいくらを指す言葉で、サケの腹にいる子「腹子」からそう呼ばれるようになったという。
政宗公に献上する以前から、阿武隈川に遡上してくるサケを地引網で獲っていた地元の”漁師飯”として食されていた。各家庭によって味付けが異なるため、亘理では「うちのが一番」が合言葉になっている。
現代では煮上げたサケ、サケの煮汁で炊いた米、煮汁にくぐらせたいくらをそれぞれ盛り付けるが、昔はすべてを混ぜ合わせた「混ぜご飯」だったという。現在つくられているはらこ飯とは違ってシンプルな見た目だが、荒浜婦人会では、この元祖の味を伝承するべくさまざまな活動を行っている。食習の機会や時季
サケが遡上してくる秋。9月から11月まで。この時期は、ご当地である亘理はもちろん、宮城県内の多くの飲食店で「はらこ飯」が提供されている。また秋祭りにはサケのアラ汁と共に地域の方々やお客に供される。
飲食方法
丼、もしくは大き目の茶わんに炊き込みご飯をのせ、ほぐしたサケの身、煮汁にくぐらせたいくら、彩りに三つ葉を添える。汁物や漬物とともに提供されることが多い。
はらこ飯のレシピ、作り方
材料(4人分)
米 3カップ
サケの煮汁と水 3と2/3カップ
サケ 240g
はらこ 80g
【調味料A】醤油 大さじ3
【調味料A】酒 大さじ2
【調味料A】砂糖 大さじ1
【調味料B】醤油 小さじ1
【調味料B】みりん 小さじ1作り方
1 サケは皮や骨を除き、そぎ切りにする。尾の方からそぎ切りにすると煮崩れしにくい。
鍋に調味料Aを煮立て、サケの身を入れ、くっつかないように箸で身をほぐして煮る。煮えたら身をすくい上げて平たい器に広げ、煮汁と分けておく。
2 はらこは水洗いし、50~60度の湯の中で静かにほぐしザルにとって水けをきる。1の煮汁に入れて火にかけ、軽くかき混ぜ、煮立ち始めたらざるに上げて汁をきり、調味料Bに漬ける。煮汁は炊飯に用いる。
煮汁に通すことではらこの生臭みが消える。ただし、煮過ぎると硬くなるので注意する。
3 米は洗ってざるに上げて30分おく。米に2の煮汁と水を入れて炊く。
4 ご飯を器に平らに盛り、その上に鮭の身をのせ、はらこを散らす。出典 農林水産省公式サイト
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ずんだ餅
ずんだ餅の特徴
歴史・由来・関連行事
宮城県では餅を食べる機会が多く、正月、婚礼、法事、葬儀などの年中行事には欠かさず餅が食べられているという。昔は家庭で餅がつくられてきたが、近年は出来上がった餅を購入する人が多くなってきている。
餅がよく食べられるためか、種類も豊富である。どじょうを使ったふすべ餅、くるみを使ったくるみ餅、他にもごま餅や、納豆餅、ずんだ餅などがある。ごま餅やくるみ餅、ずんだ餅は来客用として出されることが多い。
その中でもずんだ餅は宮城県を代表する郷土料理の一つである。ずんだ餅という名前にも諸説あり、甚太という農夫が創作したという説、伊達政宗公が陣太刀の柄で枝豆を砕いた説…とさまざまである。江戸末期にはこの和え衣がずんだとして定着していったということで、すでに枝豆が利用されていたという。また、豆を打つ音「ずんだ(豆ん打)」を表したとの説もある。ずんだはつくるのに手間がかかるため、かつては子どもたちがさやから豆を取り出す作業をおこなうなど、家族総出でつくっていたという。
緑色の鮮やかなずんだ餡は、砂糖や塩で味付けされるが、餅にからめるときは砂糖のみで味付けをされることが多い。食習の機会や時季
正月、婚礼、法事、葬儀などの行事には、餅を食べる習慣がある。
飲食方法
つきたての餅に絡めて食べる。串にささった団子にずんだ餡をのせたものも人気。
ずんだ餅のレシピ、作り方
材料(4人分)
枝豆(さや付き)600g
水 適宜
餅 適宜
【調味料A】砂糖 60g
【調味料A】塩 ひとつまみ作り方
1 枝豆を水洗いし、塩を多めに振っておく。
鍋にたっぷりの湯を沸騰させて、豆をゆでる。少し軟らかめにゆで、さやから豆を取り出し、薄皮をむいて、まな板で粗く刻んでから、すり鉢でよくすりつぶす。
2 1に調味料Aを加えて、調味し、餅をからめやすいかたさに水で伸ばす。
3 つきたての餅を絡める。出典 農林水産省公式サイト
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はっと汁
はっと汁の特徴
歴史・由来・関連行事
はっとは、県北一帯で食べられている、小麦粉を使用した郷土料理。小麦粉に水を加え、耳たぶ程度のかたさになるまでよく練り、適当な時間寝かせ、指で薄く伸ばしてゆでる。かつては向こうが透けるほど薄く伸ばすのが女性の得意技であった。
登米地方、栗原地方では「はっと」や「はっとう」、玉造地方では「つめいり」「つみれ」、そのほかの地域では「ひっつみ」などと呼ばれている。食べ方は餅のように多様で、汁物にした「はっと汁」のほか、あんこやずんだ餡などと和えることもある。
その歴史は古く、400年前の藩政時代にさかのぼる。伊達藩でも有数の米どころだった登米地方では、「買米制」によって年貢を納めた後の米も藩に献上していたため、農民は満足に米を食べることができずにいた。知恵を絞った農民たちは、麦飯のほか、畑でつくった小麦を粉にし練ってゆであげ「はっと」として食べていた。当初「はっと」は米の代用食であったものの、長年の工夫でより美味しい食べ物となり、好んで食されるようになった。ところが、登米地方を治めていた領主は、農民が米づくりを疎かにするのではと心配し、この料理をハレの日以外に食べることを禁止「法度」するようになり、それ以来「はっと」と呼ばれるようになったともいわれている。
「はっと汁」の出汁や具材は、登米地方の中でも地域や家庭によりさまざまである。出汁はカツオ節、煮干し、具材は季節の野菜やきのこ類、鶏、豚など、代々母から子へ受け継がれる家庭の味となっている。
現代でも、四季を通じて地域の行事には「はっと汁」がふるまわれる。食習の機会や時季
四季を通じて、行事があると食される。また、家庭料理としても通年食されている。
飲食方法
出汁の中に季節の野菜や肉を入れ、耳たぶほどのかたさに練った小麦粉を薄くのばして入れ、醤油などで味付けをする。大鍋でつくって行事でふるまわれることも。
はっと汁のレシピ、作り方
材料(4人分)
小麦粉 160g
水 80~10ml
大根 150g
人参 50g
ごぼう 50g
干ししいたけ 2~3枚
ねぎ 1本
煮干し 4~5匹
だし汁(煮干しのだし汁としいたけのもどし汁)4カップ
【調味料A】醤油 大さじ2と1/2
【調味料A】酒 大さじ2作り方
1 ふるいにかけた小麦粉に少しずつ水を入れてかきまぜ、耳たぶより少し軟らかめにこねる。水は小麦粉の質や季節によって加減する。(夏は少なめ)
2 ぬれフキンをかけて2時間ねかせる。
3 鍋にたっぷりの湯を沸かし、手を濡らして2を一握り左手にとり、両手の親指と人差し指で3~4cm大にできるだけ薄くのばし、ちぎって鍋に入れる。浮いてきたらすくってザルに取り水けをきる。
4 大根、人参は短冊切り、ごぼうはささがきにする。干ししいたけは水でもどし千切りにする。ねぎは斜めうす切りにする。
5 だし汁(煮干しだし汁と干ししいたけのもどし汁)4カップを鍋に入れて煮立て、ごぼう、しいたけ、大根、人参の順に入れて煮る。調味料Aで調味する。
6 5に3を入れ、最後にねぎを入れひと煮立ちしたら火を止め、椀に盛る。
7 ※せりを入れる場合は3cmくらいの長さに切る。出典 農林水産省公式サイト
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ナメタガレイの煮つけ
ナメタガレイの煮つけの特徴
歴史・由来・関連行事
ほかの地域では「ババガレイ」「インドガレイ」と呼ばれているナメタガレイ。ぬめりが多いことから「滑多鰈(ナメタガレイ)」と呼ばれるようになったという。ほかのカレイに比べ大きいのが特徴で、「マガレイ」は1尾300g前後なのに比べ、ナメタガレイは冬の時期には1尾600g前後と、ほぼ倍くらいの大きさにまで成長する。身も厚く食べごたえのある魚で、冬は子持ちが増えることから「子孫繁栄」の縁起を、さらに卵が黄金色をしていることから商売繁盛の縁起をかついで年取り魚となったともいわれている。
ナメタガレイは低カロリーで消化もよく、胃の調子が悪い時の体力回復にも効果的。何かと食べ過ぎたり疲労がたまる年末年始に食すには、最適の魚といえる。
ナメタガレイが大みそかに食べられるようになったのは、実は最近のこと。江戸時代から戦前にかけては、仙台の正月の魚は「タラ」であった。このことは、正月の城下に「タラ」が出回らないことを心配した伊達政宗公が家臣に漁師が獲った「タラ」が出荷されない理由を調べるよう指示した手紙(「仙台市史」参考)や、戦前、仙台の年中行事に関して「正月にはタラ汁が欠かせない」と記載された文献(仙台城下「町人列伝」参考)等から見て取れる。現在では、正月に「タラ」を食べる習慣はほとんど残っていない。食習の機会や時季
大みそかから正月にかけて、煮つけにしたナメタガレイを食す。
飲食方法
ナメタガレイは個体が大きいものが多いので、切り身にして煮つけるのが一般的。付け合わせにわかめなどを添える。また、細切りにしたしょうがを添えることもある。
ナメタガレイの煮つけのレシピ、作り方
材料(4人分)
ナメタガレイ 4切
生わかめ 30g
ねぎ 1本
しょうが 30g
【調味料A】水 1カップ
【調味料A】酒 1/2カップ
【調味料A】砂糖 大さじ1
【調味料A】みりん 大さじ3
【調味料A】醤油 大さじ3作り方
1 【下準備】
カレイはうろことぬめりをていねいにとり、頭を切り落として内臓をとり除き水でよく洗う。ナメタガレイは大きいので、筒切りにする。しょうがはうす切りにする。
2 平鍋に水、調味料A、しょうがを入れ、煮立てたところに、カレイの切り身が重ならないように並べて入れる。
3 全部入れ終わったら、煮汁を全体にすくってかける。
4 ぬらした落としぶたをして、煮汁が半分になるまで中火で煮る。
5 途中で鍋を傾けて煮汁をすくっては全体にかける。
6 これを2~3回繰り返し味を含ませて煮る。
7 3cmに切ったねぎ、わかめなどを魚の残り汁で煮て前盛りに添えるのも良い。出典 農林水産省公式サイト
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宮城に行ったらここで食べたい!宮城県の絶品グルメを味わえる店
宮城県の美味しいもの、もっと知りたい!
お米
牛肉
豚肉
鶏肉
フルーツ、果物
宮城県産のフルーツ、果物の種類と特徴