ケメックスのコーヒーメーカーで淹れた美味しいコーヒー、とれたての卵で作ったパンケーキ、おばあちゃんの作ったおはぎ 編集長 村山小路の田舎暮らしへの想い

代官山のカフェでケメックスのコーヒーメーカーと出会った赤門愛

前回のお話はこちら

帰宅するとすぐにネットで購入します。

三角フラスコをくっつけたような形

熱くなったガラスをつかむための木枠、

そしてその木枠を固定するための皮紐

その素朴なデザインに感心することしきり

これが50年以上にわたって

コーヒー好きの心をつかんで離さないものなのかと

毎日長い時間眺めています。不思議とあきることがありません。

もちろんコーヒーメーカーですから

色々な豆を取り寄せて

コーヒーを入れては家族に飲んでもらいます。

研究熱心な愛ですから、

1週間もするとおいしいコーヒーの淹れ方のコツをつかんできました。

そして10日後

スタイリストでライターでもある愛の友人、森山銀次と

雑誌「エンサイマダ」の編集長、村山小路がやって来ました。

「エンサイマダ」はナチュラルライフ、田舎暮らし、手作り、DIYなどをテーマにする雑誌

最初は定年後の老人向けの地味な雑誌でした。

昨年編集長が変わって、若者にもターゲットを広げ、若者が好みそうな

古民家カフェ、雑貨店、アートギャラリーなどの特集を頻繁に組んでいます。

村山小路は61歳。もともとはお洒落なオヤジ向けファッション誌「イビサ」の編集長でした。

高級ブランドとのタイアップ、イタリア人みたいなルックスで、自らがモデルとなって登場

「あの女優と内緒でお泊りデート」という企画が受け

村山小路みたいなオヤジが街に溢れ、

「イビサ」的なライフスタイルは社会現象になったほどです。

ところが、ある有名若手女優と本当にお泊りデートしていたことが世間に発覚しそうになり

芸能界ですから

「ちょっとまずいよね、わかっているよね」ということで

臨時株主総会が開かれ、

普段から

「こいつ調子に乗りやがって、気に食わねえ」

そう思っていた株主一同満場一致で

「これからはのんびりやってくれたまえ」

ということで

リタイヤした老人をターゲットにした雑誌

「老人と海」の副編集長に降格したのですが、

やはり才能がある。

おとなしくしていたのは束の間

当時の編集長が定年退職したのをきっかけに

雑誌のコンセプトを一新

雑誌名も「エンサイマダ」と改め

時代の流れを見事に読んで

「田舎暮らし」は最新トレンドになり

流行語大賞にもノミネートされるほどとなりました。

というわけで取材に現れた二人と編集スタッフ一同

赤門家の門をくぐるとその広さに驚きます。

「いやだあ、なにこれー、東京ドーム1個分て感じいー」と銀次

10LDKの母屋に、今は使っていない納屋と蔵

敷地の中央には小川が流れ、大きな池には錦鯉

昔は炊事洗濯はすべてその川でしていたそう。

家の裏手は畑と雑木林

重蔵の妻、和子が野菜を育てています。

雑木林ではシイタケも栽培しています。

そして「コケコッコー、メエエー」と

人の気配に驚いた鶏と山羊が走っていきます。

絶句する編集スタッフ一同

編集長の村山小路がひとこと

「こいつはひょっとして」

それきり黙り込んでしまいました。

そんな時は必ずとんでもないアイデアが浮かんでいることを知っている

スタッフ一同、編集長を一人残し、愛が入れてくれたコーヒーを飲みに母屋へ

「おいしい、このコーヒー!」こちらでも好評

「コーヒーのお伴は取り立ての卵とミルクで作ったパンケーキをどうぞ」

「あと、よかったらおばあちゃんの作ったおはぎもどうぞ」

やっと戻ってきた編集長、おはぎを食べながら涙を流しています。

「あらあ、こうちゃんどうしたの、なんか泣いてるみたい」と銀次

「なあ、銀ちゃん」

「ここはすごいことになるかもしれねえぜ」

最近はイタリア風ではなく西部劇に出てくるチャールズブロンソン風に

ちょっと悪そうな雰囲気の村山小路、ひげをなでつけながら

目をギラリと光らせるのでした。

続く

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投稿者: akamon80

ヨーロッパ、日本の有名アパレルブランドと長年仕事をし、優れたデザイナー、クリエイターと交流してきた著者が、赤門家の日常生活を描きながら、通販で買える優れたこだわり商品を紹介していきます。