目次
- 1 和歌山の美味しいものが食べたい!
- 1.1 和歌山県の人気グルメ、お取り寄せグルメ、お土産、郷土料理、名物料理、ご当地グルメ
- 1.2 和歌山に行ったらここで食べたい!和歌山県の絶品グルメを味わえる店
- 1.3 和歌山県の美味しいもの、もっと知りたい!
- 1.4 日本の美味しいもの、もっと知りたい!
和歌山の美味しいものが食べたい!
紀州南高梅、梅肉エキス、有田みかん、和歌山みかん、ブルーベリー、じゃばら、丸六本店の金山寺みそ、太刀魚かぶら寿司、和歌山ラーメン、紀州高野山特産 ごま豆腐、グリーンソフト、おかいさん/茶がゆ、めはりずし、金山寺味噌、尾の身の刺身、さんまずし、ごま豆腐、なれずし、いがみの煮付け.. こちらでは和歌山県の人気お取り寄せグルメ、ご当地グルメ、郷土料理、名物料理、B級グルメ、お菓子、スイーツとグルメ通販サイト、和歌山の絶品料理が味わえるお店、お土産、手土産、贈り物、ギフト、お中元、お歳暮、お祝いなどにも喜ばれる名産品、特産品をご紹介します。



ねえねえボンゾくん、和歌山県の美味しいもの教えて!



和歌山県の人気グルメ、お取り寄せグルメ、お土産、郷土料理、名物料理、ご当地グルメ
梅干し
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ナンバーワン梅干し🔴
#梅干し#種なし#紀州南高梅#河本食品
[梅干し/梅干/うめぼし]【送料無料】お試しセット[代引き手数料無料][和歌山県産][紀州南高梅]
本場、紀州の梅干し「紀州南高梅」をお試しセットでお味見
温暖な気候と風土に恵まれた紀州みなべは梅の栽培面積、生産量ともに日本一。当店契約農家にて一粒一粒丁寧に手もぎ収穫された南高梅を厳選し、伝統的な技法で仕上げています。
紀州産の南高梅は、皮が絹のように薄く、果肉たっぷり!おにぎりやお茶漬けはもちろん、お茶うけとしてお召し上がりください。梅干専門店 河本食品 自慢の逸品です。紀州五十五万石
当店人気第一位。南高梅の中でも厳選された梅干のみを使用し、伝統の技術と独自の製法で塩分を控えめのうす塩味、うす味に仕上げました。ほどよい酸味とまろやかな味わいが自慢の自信作です。南宝梅
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出典 楽天市場
グリーンソフト
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* 本日は和歌山県公式インスタイメージガールの本谷紗己さん(@sappyon38 )のお写真です☆
いつも和歌山愛あふれるお写真を載せていただきありがとうございます😊本谷紗己さんは和歌山市出身のモデルさんです(^o^)
さっぴょんが持つと、グリーンソフトが更にキュートに見えます✨✨ グリーンソフトは和歌山県民には馴染み深いですが、昭和33年に発売された世界初の抹茶ソフトクリームだそうです😮当時は斬新だったでしょうね。
上質な抹茶がふんだんに使用されています💕店舗のグリーンコーナーでは、ソフトタイプも販売されていますよ❗️
今日みたいに蒸し暑い日はグリーンソフトでさっぱりしたいです🍦 .ちなみに、さっぴょんも少し触れていますが、6月29日に和歌山ビッグホエールで開催されたPerfume和歌山公演の中で、メンバーのかしゆかさんがMCでグリーンソフトを紹介したため、公演終了後、周辺のコンビニからグリーンソフトが消えたそうです✨
ちなみに、かしゆかさんのお母さんとあ~ちゃんのお父さんは和歌山出身だそうで、和歌山とPerfumeはとっても縁が深いんですね😊😊.
グリーンソフト9個入(抹茶ソフトクリーム)玉林園グリーンコーナー人気テレビ番組で取りあげられて注文殺到中!
世界初の抹茶ソフトクリームと言われている、玉林園のグリーンソフト。(メーカー調べ)
昭和33年(1958)生まれの 抹茶入りソフトクリーム、「グリーンソフト」和歌山市内でお茶の製造販売を行っていた「玉林園さん」が、数え切れない失敗と惜しみない研鑽を重ねた逸品なのです。我が和歌山の自慢の味。“グリーンソフト”「なんで、抹茶ソフトクリームが、和歌山の自慢なの?」とお思いでしょうが、和歌山ご出身で、他府県在住のお客様からのお問い合わせが多かった品なんです。当店だけでも、1年間に十数件ものお問い合せを頂いていたほどのグリーンソフト。何故それだけ和歌山の人に親しまれているのか・・・それは、このグリーンソフトが、県内にある多くのショッピングセンターや、スーパーマーケットのフードコーナーで販売されているからなんです。お母さんのお買い物についていって、その帰りに買ってもらうのがこのグリーンソフト。このグリーンソフトを買ってもらいたくて、騒ぐことなくカシコクしていた記憶があります。「かしこくしていたら、帰りに“ええもん”買って上げるから・・・」その“ええもん”がこのグリーンソフトだったのです。和歌山に住んでいるみんなが、小さい頃から慣れ親しんでいるからこそ、和歌山で愛されているソフトクリームだと言うことでしょうかネ~
今こうして、県外でご活躍されている和歌山県人の皆様にも、お手軽に召し上がって頂くことが出来るようになりました♪(県外の皆様にも、和歌山のお味をお楽しみ頂ければと思っております。)出典 楽天市場
じゃばら果汁
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rumiko.13
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お客様がわざわざ届けて下さいました✨優しすぎる😌
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梅エキス(梅肉エキス)
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おススメポイント!
新鮮な紀州青梅の果肉をすりつぶし、果汁だけをギュッとしぼって時間をかけてじっくり煮詰めて作った「純100%の梅エキス」。塩分は0%で、酸っぱいながらも「アルカリ性食品」で、クエン酸が多く含まれ、タンパク質・繊維・配分糖質有機酸やミネラル・鉄分なども含まれている。テレビ番組「あさイチ」での紹介された内容によると、慈恵医大を含む3つの病院で、肝臓疾患の患者58人を対象に梅エキスの臨床試験が行われた。梅のエキス試飲後、3か月肝臓の障害がある時に高くなるGOT、GPTの数値ががいずれも下がり、半数近くの人に効果があったという結果が出たとのこと。
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和歌山ラーメン
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老舗福助の和歌山ラーメン
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生バウムクーヘン 和歌山MAHALO
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ごま豆腐 大覚総本舗 紀州高野山特産
ごま豆腐 詰め合わせ 大覚総本舗 紀州高野山特産
おかいさん/茶がゆ
おかいさん/茶がゆの特徴
歴史・由来・関連行事
和歌山県では、「茶がゆ」のことを親しみを込めて「おかいさん」または「おかゆさん」と呼ぶ。「木の国」ともいわれる山の多い同県では米が貴重だったため、少ない米でも満腹になるように生み出された。とくに、稲作に適した平地の少ない県南部地域では日々の主食で、1日に5回、6回と食べていた。かつては茶の木は家庭でも栽培されており、茶がゆ文化の定着を支えてきた。印南地方の里唄には「今日も今日とて、おかいでけんか、わしのおかいに芋がない」とあり、兄弟で取り合いになるほど甘い芋入りの茶がゆが好まれていたことが分かる。
食習の機会や時季
熊野山間をはじめ、稲作地が少ない地域では米飯を農作業後ののどの乾きと空腹に、さらりとした口あたりの「おかいさん」は最適である。忙しい時期には大釜で大量に炊いておく。「おかいさん」は食べてもすぐに腹が空くので、中にさつまいもや里芋を入れて腹の足しにしていた。
飲食方法
鍋に分量の湯を沸かし茶袋に番茶を入れ、色よく煮出す。茶袋をとりだし、洗った米を入れて強火で炊く。木のしゃもじですくいあげるようにして混ぜる。米がふくらんだところで火を止める。※好みで塩(ひとつまみ)を入れる。地域や家庭ごとにお茶や茶がゆの炊き方に違いがあり、何も入れないものを「坊主茶がゆ」という。県北部地域や中部地域ではそら豆やうすいえんどうを入れた「豆茶がゆ」を、県南部地域では秋の山芋の茎にできるむかごをいれた「むかごがゆ」をつくることがある。このほか、南高梅の梅干しや金山寺味噌をのせたものや、焼いた餅を入れる「焼きもちかゆ」、米粉や小麦粉、きび粉を練ったものを入れる「だんごがゆ」などもあり、食べ方のバリエーションが豊かである。
おかいさん/茶がゆのレシピ、作り方
材料(2~3人分)
米 1合
番茶 大さじ2
水 6合
塩 ひとつまみ(お好みで)作り方
1 鍋に分量の湯を沸かし、茶袋に番茶を入れ、色よく煮出す。
2 茶袋をとりだし、洗った米を入れて強火で炊く。
3 木のしゃもじですくいあげるようにして混ぜる。
4 米がふくらんだところで火を止める。
※好みで塩(ひとつまみ)を入れる。うちの郷土料理~次世代に伝えたい大切な味~ 和歌山県「おかいさん(茶がゆ)」レシピムービー出典 農林水産省公式サイト
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めはりずし
めはりずしの特徴
歴史・由来・関連行事
漁業や林業が盛んな県南部地域で、忙しい漁や山仕事の合間に簡単に食べられるお弁当として広まった。塩で漬けた高菜で大きなおにぎりをくるんだもので、「めはりずし」という名前の由来には、「目を張るように口を開ける」「目を見張るほどに美味しい」という説や、「おにぎりに目張りをするように完全に包みこむから」などさまざまな説がある。
食習の機会や時季
高菜は、冬から春先にかけて収穫される。高菜は日当たりの悪い場所でもつくりやすいため、平地の少ない県南部地域の山間部でも盛んに栽培されていた。新宮市では、葉が大きく柔らかい高菜がとれる。家庭で漬けこんで高菜漬けにする以外にも、あえものや煮物にするほか、高菜漬けの芯を細かく刻んで「茶がゆ」にふりかけても美味しい。
飲食方法
収穫した高菜を1月・2月頃に樽で塩漬けにする。色がだんだん茶色になってくるが、秋ごろまではもつ。この高菜漬けを酢につけて、丸く握ったご飯に巻く。ごはんは白米のまま使ったり、すし飯にしたりと好みに応じて変わる。米が貴重だった時代には、白米よりも麦を多く入れて握っていた。また、具材には醤油をつけた焼き魚を入れることもあり、那智勝浦町下里地域では、川でとれるシラウオを甘辛く煮たものをごはんに混ぜ、高菜で包んでいた。
めはりずしのレシピ、作り方
材料(2~3人分)
米 2合
高菜の漬物(塩漬) 5枚
【調味液】醤油 大さじ1
【調味液】 みりん 小さじ1/2(調味液は好みで加減する)作り方
1 高菜漬は洗って水気をよくしぼり、調味液を振りかけて軽くもみ、しばらく味をなじませる。
2 米は洗って普通に炊く。
3 葉の軸の部分をみじん切りにする。
4 葉を広げごはんをのせ、3を芯に入れ、葉でくるみこみながらかたちをつくる。うちの郷土料理~次世代に伝えたい大切な味~ 和歌山県「めはりずし」レシピムービー出典 農林水産省公式サイト
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金山寺味噌
金山寺味噌の特徴
歴史・由来・関連行事
1249年に、由良の高僧である覚心(かくしん・法燈国師)が、修行先の宗(中国)で怪山寺味噌の製法を覚え、日本に持ち帰った。「興国寺」を建立した際、水質が味噌や醤油の製造に適していた湯浅町や、その周辺地域に製法を伝え、広まっていったといわれている。醤油、味噌の祖とされる。その後300年あまりは農家が自家用につくっていたが、江戸時代に入ると幕府の目にとまり、商品化されるようになっていった。
食習の機会や時季
昔は家庭で自家用につくられていた。うりやなす、しそやしょうがが豊富にとれる夏に、大豆、麦、米の3種類のこうじで仕込む。1ヵ月ほど漬け込むと食べられるようになるが、1年寝かせるといっそう美味しい。保存がきくので、「常備菜」として一年中食べられている。漬け込む野菜の種類や味付けは、店や家庭によって異なり、それぞれにこだわりの味がある。
飲食方法
ごはんにのせたり、焼き魚や刺身にそえたり、酒の肴にしたりと、調味料としてではなくおかずとして食べる。和歌山の郷土料理である「茶がゆ」との相性もよい。
金山寺味噌のレシピ、作り方
材料(1桶分)
白米 4升
白麦 3升
大豆 3升
砂糖 3kg
塩 1升
種こうじ 1袋
なす 3~4kg
白うり 3~4kg
土しょうが 300~400g
しそ 400g
白ごま 1合作り方
1 前日:白米はよく洗い1晩水につけておく。
1日目:白麦はよく洗って、ぬるま湯に2時間位つけておく。
2 1日目:大豆はいり、熱いうちに水につけ皮を取り水につけておく。(約30分)
3 1日目:水を切った白米を蒸し(約2時間)米こうじをねかす。
4 1日目:白麦の水を切り、いり大豆と混ぜ合わせ、蒸して(約1~1時間30分)麦・豆こうじをねかす。
5 2日目:野菜はよく洗って、1cmの厚さに切って、分量の塩の中から塩をして軽い重石をしておく。
6 3日目:麦・豆こうじは朝、米こうじは昼頃出こうじとする。もろぶた枚に塩1~2つかみ入れ、涼しいところにおく。
7 3日目:野菜は充分水気を切る。ごまはいっておく。しょうがは千切り、しそは1cm巾に切り塩をして軽くしぼる。
8 3日目:全部の材料をよく混ぜ、桶に底からきっちり仕込む。落としぶたと重石をして密閉しておく。1ヵ月後から食す。出典 農林水産省公式サイト
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尾の身の刺身
尾の身の刺身の特徴
歴史・由来・関連行事
高緯度海域で餌を食べて太ったクジラは、夏が終わると繁殖活動に従事するために低緯度海域を目指し、真冬に熊野灘を通りかかる。それを狙うのが熊野の古式捕鯨であった。和田頼元は1606年に組織立った捕鯨を始めたことから捕鯨の祖と位置付けられている。
1675年に頼元の孫である頼治は網掛け突き取り法を考案し、死んでも浮いているセミクジラやマッコウクジラに加えて、死んだら沈んでしまうザトウクジラも捕れるようになった。この方法ではたくさんの勢子舟(せこぶね)や網舟(あみぶね)が出漁するため、300人を超える男たちが参加する大規模な漁に発展した。やがて網掛け突き取り法は土佐や九州にも伝えられ、領主たちも捕鯨を保護奨励したことにより、日本各地で捕鯨が行われた。
江戸時代が終わったことで社会に大きな変化が生じても太地では引き続き古式捕鯨が行われていた。しかし明治11年(1878)12月、太地鯨組は子持ちのセミクジラを追って沖合に流され、2日目の朝には捕獲に成功したものの帰還に時間を要し、午後になって天候が崩れたため船団は漂流し、100名以上が行方不明になった。後に「脊美流れ(せみながれ)」と呼ばれた遭難事故は太地の古式捕鯨に終止符を打ち、間もなくアメリカやノルウェーで発達した近代的な捕鯨方法が導入された。太地では形を変えながら捕鯨は現在も続けられている。
熊野の人々はクジラの肉や内臓はもちろん、骨や皮に至るまで、無駄なく消費してきた。最も高価なのが希少部位の「尾の身」で、霜降りの肉は柔らかく、甘みがある。食習の機会や時季
太地で水揚げされた「六鯨」の肉は商品であり、その大部分は、塩を振って樽に詰められ、都市に出荷された。ただし一部は様々な名目で地元民にも配分され消費されていたと考えられる。「六鯨」に含まれていないゴンドウクジラなどの小型歯クジラの肉はいわば自家消費的に地域で流通していたはずで、現在でも根強い人気がある。
飲食方法
「尾の身」は「尾肉(おにく)」とも呼ばれる。尾びれの付け根あたりの肉でわずかな量しか採れない。細かなサシが入った霜降り肉で、薄切りにして刺身で食べるのが一般的。鯨肉は、例えば「赤肉」では背肉、腹肉、胸肉など、脂身では「畝須(うねす)」、「皮須(かわす)」、「皮」など、また内臓では「心臓」、「舌(さえずり)」、「食道」、「百畳(ひゃくじょう/胃)」、「百尋(ひゃくひろ/小腸)」などと部位毎に細かく分類されており、それぞれの特徴を活かした様々な調理法が日本各地に伝わっている。希少な霜降り肉は食感や味、脂の量などで「尾肉」、「脂須子(あぶらすのこ)」、「鹿子(かのこ)」、「潮吹鹿子(しおふきかのこ)」などと細分化され、高級品として扱われている。
尾の身の刺身のレシピ、作り方
材料(1~2人分)
クジラの尾の身 50~100g
けん(大根・人参)適量
すりおろししょうが 適量
穂じそ 適量
醤油 適量
すだち 1/2個作り方
1 クジラの尾の身の部分の肉を薄切りにする。
2 大根や人参のけん、すだち、穂じそをお好みでそえて、しょうが醤油等でいただく。出典 農林水産省公式サイト
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さんまずし
さんまずしの特徴
歴史・由来・関連行事
サンマは、10月下旬から3月になると、産卵のために三陸沖から寒流にのって熊野灘に南下する。サンマは和歌山県の沿岸部全域でとれるが、特に南方の熊野灘でとれるサンマは、長い時間潮にもまれて身が引き締まり、小ぶりで脂もほどよく抜けているため、すしに適している。
「さんまずし」はもともと、米飯や魚の保存食としてつくられ発展したもので、秋祭りや正月など、人が集まるときに振る舞うごちそうだった。とくに稲作のできない山間部では、貴重な栄養源となっていた。
地域によってはサンマのことを「さえら」「さいら」と呼ぶ。硬く握った「さんまずし」は、鉄砲の筒のようでもあることから「さえらの鉄砲」とも呼ばれる。
新宮市生まれの作家、佐藤春夫も「さんまずし」を好み、「ふるさとで一番美味しいものは、一にめはり、二にサンマ」と語ったという。食習の機会や時季
秋祭りや正月、船の進水祝いなど、行事ごとになると必ず家庭でつくられていた。現在も、正月にはつきものである。祝い事のときは頭をつけたままで押しずしにする。潮岬を境に、西牟婁郡では腹開き、東牟婁郡では背開き、と捌き方に違いが見られる。大晦日につくり、年明けに焼く「焼きさんまずし」もある。
飲食方法
サンマを開いて内臓をとり、べた塩をして洗い流したあとに酢でしめ、すし飯にのせて押さえてかたちをととのえる。小骨までていねいに抜きとってあり、醤油などにつけずそのままいただく。柚子やだいだいのしぼり酢を隠し味に使うと、さっぱりと食べられる。家庭やお店によっては、これを数ヵ月かけて発酵させ、「なれずし」にすることもある。
さんまずしのレシピ、作り方
材料(3~4人分)
サンマ 2本
米 2合
【すし酢】酢 36ml
【すし酢】砂糖 26g
【すし酢】塩 9g
【酢締め用酢】 酢3に対して砂糖1(サンマがしっかり浸かる程度の量)
【酢締め用酢】柚子 お好みでしぼる作り方
1 サンマは頭を落とさないように腹開きにし、内臓を取り出して流水で身を洗う。
(家庭で難しければ魚屋でさんまずし用でと伝える)
2 水を拭き取り、べた塩をして、20分程度おく。
3 塩を洗い流し、締め酢に20分程度漬ける。酢から上げた後に、骨を抜き、薄皮を優しく剥がす。
4 炊きあがったごはんのグラムに対して、すし酢1割程度を目安に合わせすし飯をつくる。ある程度冷ます。
5 巻き簾にラップを敷き、サンマの皮目を裏面にしておく。ごはんを棒状に握り、サンマの上に乗せて、巻き簾でかたちをととのえて仕上げる。出典 農林水産省公式サイト
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ごま豆腐
ごま豆腐の特徴
歴史・由来・関連行事
「ごま豆腐」は、弘法大師(空海)が約1200年前に開いた高野山で、厳しい修行の中で食べる精進料理の一つとして生まれたといわれている。
ごまは非常に栄養豊かな食品で、その昔、中国では薬として重宝されていた。遣唐使として中国に渡った弘法大師がこれを高野山に持ち帰り、日本で栽培をはじめたとされている。肉や魚を使わない精進料理はたんぱく質が不足しがちになる。そこで、良質のたんぱく質を含むごまを食べて栄養を補っていたと見られる。
後に、ごまの栄養を効率よく摂取するために考えられたのが「ごま豆腐」である。ごまを煎らずに生のまま皮を取り除き、高野山の水と吉野葛を合わせてすり鉢で練り上げて炊き上げる。また、1697年に発刊された「和漢精進料理抄」に記されている「麻豆腐」が起源との説もある。
昭和に入ると、高野山のお土産として一般に広く知られるようになった。現在は、和食の定番料理の一つである。食習の機会や時季
高野山で修行をする僧侶達の精進料理として欠かすことのできないものだった。現在も、高野山をはじめとする禅寺の食事で供される定番の精進料理である。また、高野山や道の駅などの売店でもお土産として販売されているほか、スーパーマーケットでも購入でき、一般的に身近な料理になっている。
飲食方法
わさび醤油や酢味噌をつけて食べるのが一般的だが、出汁を加えたり、和三盆糖や黒蜜をかけてデザートのように食べたりとアレンジを加えても美味しい。
ごま豆腐のレシピ、作り方
材料(5人分)
白ごま 1カップ
吉野葛 70g
水 750ml作り方
1 ごまを煎り、ミキサーですりつぶす。それをさらにすり鉢に入れ、油が出るまですりつぶす。
2 1のごまに水を加えてこし袋に入れ、油を絞り出す。鍋にしぼり汁を移し、吉野葛を加えて木しゃもじで溶けるまでよくかき混ぜる。
3 中火にかけ、気長にかき混ぜながら7~8分程度煮る。適当な固さになったら、水でぬらした流し箱に入れ、冷ます。出典 農林水産省公式サイト
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なれずし
なれずしの特徴
歴史・由来・関連行事
祭りなど地域の行事食として古くからつくられている。魚を保存するためにごはんの発酵作用を利用した保存食で、現在までその技術が受け継がれてきた。和歌山の「なれずし」は日本三大なれずしの一つといわれ、約800年以上の歴史がある。その由来にはさまざまな説があるが、いずれも、塩サバにごはんを詰めて植物の葉に包み、数日経ってから食べようとして包みを開けたところ、ごはんが発酵して美味しいすしになっていたことからつくられはじめたといわれている。
食習の機会や時季
秋祭りのごちそうとして振る舞われてきた。夜宮から祭り、その翌日まで、毎日の食事に家族一人に1本ずつ出される。客人には、よく漬かって甘みの出た「なれずし」に、しょうがと甘酒をそえてもてなす。今では少なくなったが、本格的につくる家庭では、1ヵ月前からサバの塩漬けがはじまる。盆が終わる頃に大きなトロ箱で何十匹もの魚が届けられ、たくさんつくって重箱に入れてあちこちの親類に配る。
飲食方法
サバを1ヵ月以上塩漬けし、1日がかりで塩抜きをする。米は、粘りがあって硬く握ることができる古米を使うことが多い。塩を加えて炊き、しっかりと握った古米の上にサバをのせて握り込む。殺菌作用のある葉できっちりと巻きつけて、紐でくくる。これを桶にびっしりと詰め、重石を載せて漬け込む。5日ほどするとなれずし特有の匂いがたちこめる。すしを包む葉は、旧清水町(現有田川町)では芭蕉の葉、日高郡や田辺市龍神村、有田市ではアセ(暖竹)、旧吉備町(現有田川町)ではアセやバレンなど、身近にある植物が使われていた。また、有田・日高地方ではサバ、串本から新宮にかけてはサンマやアユなど、その地方でとれる魚を使って各家庭で漬け込まれる。
なれずしのレシピ、作り方
材料(60個分)
米 1升
梅酢 90ml
塩サバ 大2匹
あせの葉 70枚
酢 65ml
【調味料A】昆布 10cm
【調味料A】酒 180ml
【調味料A】塩 適量作り方
1 米は1時間前に洗っておく。
2 米を炊くとき、調味料Aを入れて炊く。
3 梅酢をごはんに混ぜ、60個位ににぎる。
4 塩サバを薄く切り、酢に漬ける。
5 握ったすし飯にサバをのせ、あせの葉で巻く。
6 すし桶にすしをきっちりと詰め、重石をかけ、4日おいて食べる。出典 農林水産省公式サイト
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いがみの煮付け
いがみの煮付けの特徴
歴史・由来・関連行事
一般的には「ブダイ」と呼ばれる、県南部地域の代表的な磯魚。夏場は独特の磯臭さがあるが、秋から冬にかけては岩場の海藻を主食とするため臭みがなくなって美味になり、肉厚の白身でプリプリとした食感を楽しめる。白浜町富田や田辺市周辺では、正月にタイではなくイガミを尾頭付きで煮付けて食べる習慣がある。また、祭りごとにも欠かせない魚である。「殿さまはタイ、庶民はせめてタイという名がついた魚を」というところから食べられるようになったともいわれており、特別に好まれて食べはじめたわけではないが、味が良いことから広まっていったと考えられる。
食習の機会や時季
11月から1月にかけて刺網漁法で水揚げされる。冬場、潮の温度が20度以下になると味が良くなるが、水温が高くなると味が変わるため、田辺市より北でとれるイガミの方の値が高い。白浜町富田や田辺市では、正月になるとタイの代わりに煮付けて食べる。
飲食方法
砂糖と醤油、酒で丸ごと煮付けて食べる。内臓を抜くため、祭りや祝い事ではふくらみのあるかたちを保つために腹に大根を詰め込んでおく。煮付けにすると身離れが良く、食感もプリプリとして美味しい。煮汁にはゼラチンが多く溶け出すため冷ますとにこごりができ、これと一緒に身を食べると磯の香りと独特の味わいを楽しめる。煮付けのほか、味噌汁やフライ、鍋物や干物にも向く魚である。
いがみの煮付けのレシピ、作り方
材料(2人分)
イガミ 2尾
大根 1本
竹の皮 1枚
酒 200ml
【調味料A】醤油 200ml
【調味料A】水 200ml
【調味料A】みりん 200ml
【調味料A】砂糖 70~100g作り方
1 イガミはウロコと内臓をとり、切り目を入れる。
2 大根を2cmの輪切りにしておく。
3 鍋に酒を入れてひと煮立ちさせ、調味料Aを入れて煮たさせておく。
4 竹の皮に大根をおき、その上にイガミをおき、竹の皮を持って鍋に入れる。
(大根はイガミの腹に詰めておく。)
5 強火で時々煮汁をかけながら煮る。出典 農林水産省公式サイト
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和歌山に行ったらここで食べたい!和歌山県の絶品グルメを味わえる店
和歌山県の美味しいもの、もっと知りたい!
和歌山県の人気グルメ
和歌山県のお取り寄せグルメ、ご当地グルメ、お土産、郷土料理、名物料理
お米
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和歌山県産の銘柄豚肉の種類と特徴
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和歌山県産のフルーツ、果物の種類と特徴
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和歌山県のスイーツ、お菓子の種類と特徴
日本酒、地酒
地ビール、クラフトビール
和歌山県の地ビール、クラフトビールの種類と特徴