赤門浩55歳
都会の会社まで片道2時間かけて通う普通のサラリーマン
以前は最寄りの駅から座って行けたのですが
最近は開発が進み、新しい住宅街がどんどんできて
プロヴァンス風の建売住宅、オリーブの木、バラのガーデン等
ここは一体どこなんだろう、フランスかイギリスか
いや、このわけのわからないところが日本なのだ
妙に納得しつつ、電車が混んでしまい、たびたび座れないことのある浩
体はくたくたで、会社に行くのがつらい毎日です。
ある日
いつものように電車で帰宅中
ミュージシャンらしき若者
ギターを持っています。
アルミのケースのようなものに座って
音楽を聴いています。
閃いた浩
ネットで検索します。
「ゼロハリバートン、アタッシュケース」
座れるカバンがあったじゃないか、と興奮して
即注文
これです。
月の石を運んだことで、伝説のアメリカンブランドになったゼロハリバートン
丈夫なことでも有名です。
まさか
浩の体を運ぶことになるとは
夢にも思わなかったでしょう。
続く
ゼロハリバートンのアタッシュケースをAmazonで検索
楽天で検索
このサイトの人気コンテンツをご紹介します。
赤門重蔵 赤門家の通販生活へようこそ
栃木県のとある田舎町に暮らす赤門家の人たち、周りから見ればごく普通の家族に見えますが、実は!
ネット通販を利用するようになってむき出しになった人間の本能と欲望、そして家族愛!
それでは赤門家にまつわるこちらのお話、みなさまどうぞお楽しみくださいませ!