板倉町ってどんなところ?群馬県邑楽郡板倉町の人気観光スポット 名所 名物 名店 特産品 お土産 板倉町の特徴と魅力

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しだれ桜
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群馬県邑楽郡板倉町はこんなに素敵なところ!

群馬の水郷、離山公園の桜と彼岸花、雷電神社、高鳥天満宮、雷電いなり、川魚・郷土旬菜 うおとし、小林屋の川魚料理、なまず料理、和膳処あぶらやの釜飯、うどんCafe はらだの冷や汁うどん、ロポンのケーキとマカロン..

こちらでは群馬県邑楽郡板倉町の名所、人気の観光スポット、パワースポット、有名なもの、有名人、名物、特産品、名産品、お土産、高級な手土産、ギフト、ブランド品、通販でお取り寄せ出来るご当地グルメ、美味しいもの、銘菓、和菓子、洋菓子、スイーツ、名店、ランチにおすすめのお店、レストラン、カフェ、パン屋等、板倉町のお役立ち情報、特徴、魅力を動画、画像とともにご紹介します。

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イギーくん
イギーくん

ねえねえボンゾくん、こんど群馬県邑楽郡の板倉町に行くんだけど、どんな特徴や魅力があるところなのかなあ?板倉町についていろいろ教えてよ!特に美味しいものが知りたいなあ!

ボンゾくん
ボンゾくん

板倉町には素敵なところや有名なもの、美味しいものがたくさんあるよ!群馬の水郷、離山公園の桜と彼岸花、雷電神社、高鳥天満宮、雷電いなり、川魚・郷土旬菜 うおとし、小林屋の川魚料理、なまず料理、和膳処あぶらやの釜飯、うどんCafe はらだの冷や汁うどん、ロポンのケーキとマカロンなんかがおすすめだね。それじゃあイギーくんと一緒に板倉町のこと、詳しく調べてみようね!

板倉町の名所、人気の観光スポット

群馬の水郷

群馬の水郷の特徴

多くの地沼や自然が生かされた総面積10万平方メートルの広大なフィッシングパークです。3万平方メートルの規模を持つ釣り場には、ヘラブナも放流され太公望の人気を集めています。春秋には、板倉の水文化である揚舟に乗船できる「群馬の水郷 揚舟 谷田川めぐり」の発着場になります。ぜひ板倉町の水文化を堪能してみてください。

出典 板倉町公式サイト

住所:群馬県邑楽郡板倉町大字岩田2941-3

離山公園の桜と彼岸花

離山公園の桜と彼岸花の特徴

春の桜・秋の彼岸花

海老瀬の離山公園(はなれやまこうえん)には、春に桜、秋に彼岸花が咲き誇ります。 開花時期は天候により変わりますが、おおむね桜は4月上旬から4月中旬ごろまで、 彼岸花は9月中旬から9月下旬ごろまでが目安となります。駅から歩いてもさほど距離はありませんので、ぜひお立ち寄りください。

出典 板倉町公式サイト

場所:群馬県邑楽郡板倉町大字海老瀬4610-1
東武日光線板倉東洋大前駅東口から徒歩5分

雷電神社

雷電神社の特徴

創建 推古天皇6年(598年)

板倉町にある雷電神社は、関東一円、特に利根川中上流域に点在する雷電神社の総本宮で、創建は聖徳太子によるものです。延宝2年(1674年)には上州館林藩主・徳川綱吉公の命により社殿の大改修が行われ、以後、徳川三ツ葉葵の紋章の使用を許されています。

境内は、ケヤキ、カヤ、エノキ、シラカシ等の豊かな自然を有し、約1.17ヘクタールが群馬県緑地環境保全地域に指定されています。また、雷電神社は社殿、奥宮、末社八幡宮稲荷神社からなり、社殿と奥宮は群馬県の重要文化財に、末社八幡宮稲荷神社は県内最古の木造建築物とされ、国の重要文化財に指定されています。

本堂彫刻

天保6年(1835年)には、左甚五郎(ひだりじんごろう)を祖と仰ぎ、そこから10代目の名人彫刻師・石原常八主信(いちはらつねはちもとのぶ)たちによる現在の華麗な社殿が庶民の力により完成しました。

八幡宮稲荷神社

群馬県内現在最古の木造建築・国指定重要文化財
八幡大神(やはたのおおかみ)・稲荷大神(いなりのおおかみ)をお祀りしています。室町時代の天文16年(1547年)、飯野城主・篠崎三河守が造営。全国に7か所あるのみの二間社入母屋造。真横から見る屋根の曲線が見事です。

なまずさん

社殿の北側には社務所があり、なまずの銅像「なまずさん」が祀られています。本郷板倉では、なまずに代表される川魚は大切な食資源であり、神様からの賜り物として大切にされております。なでると地震を除け元気回復、視力改善、自信が湧き出るなどのご利益があると云われ親しまれています。

出典 板倉町公式サイト

住所:群馬県邑楽郡板倉町大字板倉2334

高鳥天満宮

高鳥天満宮の特徴

高鳥天満宮は学問の神様として知られる菅原道真を祀っています。嘉永元年(1848年)に建てられた社殿は町指定の文化財になっており、拝殿には百人一首の天井画が施されています。

願掛け撫で牛

全国の天満宮の境内には、よく銅製などの臥牛(ねうし)像がありますが、高鳥天満宮の「願掛け撫で牛」はこれを土で模したもので、持ち帰って願いを込めて撫でてもらい、見事に願いがかなったら神社に返してもらうというものです。

百人一首の天井画

江戸時代、1848年に創建された高鳥天満宮の拝殿(板倉町指定重要文化財)内には、百人一首の歌と詠人の絵が描かれた格天井があります。百人一首が天井に描かれているのは全国的に見ても稀です。

出典 板倉町公式サイト

住所:群馬県邑楽郡板倉町大字大高嶋1665

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板倉町の名物、名店、グルメ、お土産

雷電いなり

雷電いなりの特徴

上州板倉新名物として誕生しました雷電いなり。
地元の食材をふんだんに使用し、職人が手間暇かけて一つづつ真心を包み込んだ五つの味のいなり寿司はまるで雷が走るような美味しさ。今までにない新感覚に仕上げた「雷電いなり」を是非ご賞味ください。

通販でお取り寄せ出来る雷電いなり

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川魚・郷土旬菜 うおとし

最強コンビ
鯉のあらいと鯉の白子のあいもり

#なまず#鯉#鮒#どじょう#うなぎ#うおとし#川魚郷土旬菜うおとし#板倉町#群馬県邑楽郡板倉町#川魚料理店 #白子#鯉の白子

出典 Instagram

川魚・郷土旬菜 うおとしの特徴

うなぎ・なまず・鯉などの川魚や地元野菜を使用した郷土料理のお店。

住所:群馬県邑楽郡板倉町大字板倉903
お問い合わせ:0276-82-0054

口コミ

川魚食べるならココが鉄板☆

邑楽郡板倉町の『川魚・郷土旬菜 うおとし』に行って来ました。

久しぶりですが川魚を食べるならココ!

さて、注文です。
わたくし、どうしても鰻が食べたくて上うな重
相方は、いたくら三の膳
それとカブト焼き、うなぎのきもわさをお願いしました。

『うなぎのカブト焼き』300円(税抜)
カリカリッと焼かれて甘さのないタレに絡めてあるやつ
山椒を振って食べるとビールが欲しくなっちゃいます(笑)

『うなぎのきもわさ』900円(税抜)
うおとし来たら絶対外せない一品ですよ。
わたくし、これを食べる為にココに来ても良いと思うほどのお気に入りです☆
ちなみにココまで片道2時間半くらいかかるんですけどね(笑)

『上うな重』3,000円(税抜)
いまどき、このレベルの鰻重はこの価格では出てこないです。
ふわっととろけるような仕上がりで脂のりも申し分ありませんでした。

『いたくら三の膳』2,175円(税抜)
鯉のあらい、なまず薄造り、なまず天ぷら、なまずたたき揚げ、鯉こく、その他・・・
川魚料理のオンパレードであれもこれも食べたい相方にはモッテコイのメニューですね☆
鯉のあらい、なまず薄造りは1枚ずつ味見しましたが、鮮度良く氷で冷やされているのも良いです。
このレベルが出てくる店はなかなかないと思いますよ。

どの料理も洗練されていて、川魚食べるならココが鉄板ですね!

出典 食べログ

小林屋

 

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雷電神社の参道にある川魚料理屋さん✨
なまずの天丼に鯉のあらい、たたきあげという料理
魚臭くなくて美味しかった✨

#初詣 #和食 #魚料理 #川魚料理 #雷電神社 #小林屋 #群馬グルメ #板倉グルメ #川魚 #なまず料理 #なまずの天丼 #天丼 #鯉のあらい #たたきあげ

出典 Instagram

小林屋の特徴

雷電神社鳥居前にある、創業180年の歴史をもつ、なまず料理が人気の老舗川魚料理屋。

住所:群馬県邑楽郡板倉町大字板倉2335
お問い合わせ:0276-82-0032

口コミ

板倉町にある雷電神社に初詣参拝させていただき、門前にあるこちらにお邪魔いたします。

板倉町にある雷電神社は、関東一円、特に利根川中上流域に点在する雷電神社の総本宮で、創建は聖徳太子によるものです。

鳥居前にある小林屋は、創業180年の歴史をもつ老舗の川魚料理屋です。
歴史を感じるレトロな佇まい、かつては割烹旅館を営んでいたのでしょう、お店の前にあるなまずの看板がインパクト抜群があります。

なまず天ぷら定食 940円
なまずたたきあげ 60円

カリカリサクサクの衣に包まれたなまずの天ぷらは、切ってみると、白身魚のような見た目です。
一口食べるとふわっとした食感でなまずのジューシーさが溢れてきます。
天ぷらの中に見られる黒い部分はなまずの皮になり、ここにコラーゲンがたっぷりと含まれるので、プルプル食感がたまりません。
淡白な味わいで、どこかみずみずしさを感じる柔らかめの身です。

なまずたたきあげは、なまずの身や皮、軟骨、頭と一緒に野菜などを細かく切り刻み、油で揚げたものになります。
一口食べると、外はカリカリ中はもっちり、そして、コリコリした歯応えを感じます。
今まで味わったことの無いようなコクと苦味がコラボする不思議な味わいです。
ふわふわとコリコリの食感と共に、淡白ななまずの味を堪能できる一品です。

出典 食べログ

和膳処あぶらや

 

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今月も来られた
あぶらやさん
今日も美味しかった〜
美味しいお料理と素敵な笑顔に癒されて
元気が出ます

出典 Instagram

和膳処あぶらやの特徴

サツマイモが入った釜飯が人気の和食屋さん。おみやげの「分福茶釜めし」は自家製コシヒカリを100%使用し一釜一釜「本格直火炊き」で仕上げています。また、器はグッドデザイン群馬の認定品となっています。

住所:群馬県邑楽郡板倉町内蔵新田126-4
お問い合わせ:0276-82-0699

口コミ

1.日曜日の夜伺いました。帆立の刺身と五目釜飯、厚焼き卵を頂きました。昼間脇を通るといつもお客様で一杯のお店です。店内はおしゃれな空間が広まっています。お料理は帆立の刺身は少しピンク色、鮮度抜群美味しかったです。厚焼き卵は甘めのお味、釜飯はしっかり炊き上げる少し硬めのご飯でした。今度は予約してランチに伺いたいと思います。

2.とにかく釜飯が美味しいです。
2回目の来店ですが、前回の釜飯もため息が出るほど美味しかったです。
釜飯の量もとても多く満腹間違いなしです。
釜飯1合と茶碗蒸し(これもまたとても美味しい)、味噌汁がつき1500円(+税)です。
今回はサラダもいただいて3000円弱でした。

予約がいっぱいなので予約をとって行くのがよいです。

ふらっとは寄れないかもしれせんが、1500円と少しで美味しく雰囲気が良い店で食べたい場合はものすごくおススメです。

和な雰囲気もとても好きです。
店員さんも皆さん笑顔で楽しそうでした。

また行きます、ありがとうございました。

出典 食べログ

うどんCafe はらだ

 

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#冷汁うどん
6月某日、群馬県東端の板倉町へ仕事でうかがいました。梅雨の中休み、晴れ☀️てムシムシ。埼玉北部から群馬南部でよく食べられているという冷汁うどんをいただきました。
さっぱりしていながら、コクのある胡麻味のつけ汁が、シャキッとしたきゅうりの輪切りと麺と相性抜群。
#うどん #群馬県板倉町

出典 Instagram

うどんCafe はらだの特徴

大正5年の創業、原田製麺工場内にあるcafé。地元特産のきゅうりを使った「板倉きゅうりの冷汁うどん」が人気。一杯づつハンドドリップで淹れるコーヒーもおすすめ。

住所:群馬県邑楽郡板倉町板倉1640 原田製麺工場内
お問い合わせ:0276-82-0997

口コミ

製麺所併設のカフェで、なめらかスレンダーな冷汁うどん

冷凍麺が流通する昨今、ローカルな製麺所は、ある業者廃業されたり、あり業者は転業されたり、絶滅危惧な存在になりつつあり、生き残りを懸けていろいろ努力されています。群馬県東部の板倉町ののどかな商店街から少し道を入ったところで営業される原田製麺は大正5年の創業、地域の小麦粉を使ってそばうどんからラーメン、餃子の皮まで製造される地元密着の製麺メーカーさんですが、工場に併設してcaféの営業を始めたと聞いてもう6年くらいたつでしょうか。

訪れてみると、コンクリ打ちっぱなしの床に小さな木のテーブル4卓が並ぶほかは、厨房沿いのカウンター数席のみとかなり狭いスペース。それもまたカフェというか製麺所併設っぽいというか。表にうどんの自動販売機があるのがこのご時世らしい。

メニューは、麺-1グランプリで2連覇したという、地元特産のきゅうりを使った「板倉きゅうりの冷汁うどん」がメインで、他に上州麦豚の肉汁うどん、もりうどんと若干のオプションのみ。肉汁うどんスキーな私ですが、ここはお店の推しである冷汁うどんをいただいてみることに。BGMはクラシック、それも古典的なハイドンあたりが静かに流れています。

しばらくして運ばれてきたうどん、ビジュアルもなかなかいいですねぇ。うどんは群馬県産のきぬこがねという品種を100%使っているそうで、なめらかスレンダーですがしっかり締められているからか歯を立てるとギュッと強い抵抗感があります。塩気はそれほど強くなく、精白された小麦の味がたのしいですねぇ。表面はなめらかで、のどごしも心地よい。うどんの上に薄くスライスされたきゅうりがたっぷりトッピングされています。

冷汁は味噌ベースですが、胡麻やお出汁などをブレンドしているのでしょう、この濃度とコクが絶妙。2片入っている氷がハート形なのはご愛嬌。ここにきゅうりや薬味に添えられている刻み大葉やミョウガを投入、うどんを浸してずずっとすすれば、これが板倉の、というか関東台地の農村部エリアで食べられているローカルフード。この清涼感は酷暑の日にぴったりですが、オールシーズン美味しくいただけるかと。

今回はあまり時間がなかったのでうどんだけで失礼しましたが、コーヒーも一杯づつハンドドリップで淹れてくれるようです。また、紅茶は静岡産の紅茶「和紅茶」とミントティーがあり、今度訪れるときは時間に余裕をもって来るようにしましょう。ごちそうさまでした。

出典 食べログ

ロポン

 

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群馬県板倉町にあるロポンさん🍰

ベーグルサンドとケーキのセットで1000円🎶

色々なケーキが芸術的に美味しくいただけます❤︎

#群馬カフェ#カフェ巡り#cafe#カフェが好き#過去ピク#ケーキ屋さん#cake#ケーキプレート#ベーグルサンド#ランチ

出典 Instagram

ロポンの特徴

板倉東洋大駅前通りにある、真っ白なログハウス調の可愛らしい建物が目印のケーキカフェ。自家製ケーキやマカロン、焼菓子等が販売されていて、カフェスペースでは、ランチやデザートプレートが楽しめる。夏には、天然氷を使用した、かき氷も人気。

住所:群馬県邑楽郡板倉町朝日野3-8-8
お問い合わせ:0276-55-4525

口コミ

チーズケーキとお土産をテイクアウト♪

スイーツメニュー(特にケーキ)が豊富で、かき氷やキッシュもあります。お値段は良心的でした。
今回は自分用にチーズスティックと、手土産に焼き菓子を購入。チーズスティックはレモンの風味が効いて美味しかったです。

とても可愛らしいお店で、時間がなくテイクアウトだったのが残念なくらい。お店の人も親切で気持ちよく買い物できました。
このエリアは雰囲気がいいのに混まないので、穴場だと思います。支払いは現金かPayPayのみです。

出典 食べログ

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板倉町について

板倉町の地勢、交通

地勢と概況

板倉町は「鶴舞う形」に形容される群馬県の東南端、鶴のくちばしに位置する平坦地です。北に渡良瀬川、南には我が国最大の流域面積を誇る利根川が流れています。東に広がる渡良瀬遊水地(ラムサール条約湿地)は、約33平方キロメートルという広大な面積を有し、豊かな水資源と自然環境に恵まれた、現在も多様な動植物の生息地となっています。また、板倉町の利根川・渡良瀬川合流域は、水と共生する生業の文化が高く評価され、関東初の重要文化的景観に選定されています。

都心まで約60キロメートルと県内で最も東京に近く、約1時間で都心にアクセスできることもあり、近年では、その立地の優位性から、多くの企業が進出しています。

自然条件

板倉町は、関東平野の中央、群馬県の東南端に位置し、埼玉県と栃木県の県境に接しています。町の北側には渡良瀬川が、南側には利根川が流れ、この2河川が町の東南で合流します。群馬県下で最も温暖な地域であり、豊富な水と緑に恵まれ、広大な農地が保全された県内有数の穀倉地帯です。

交通条件

鉄道では、板倉東洋大前駅から東武日光線を利用し、都心まで僅か1時間足らずでアクセスが可能です。お車でも、首都高速道路に直結する東北自動車道の館林インターチェンジから、都心へのアクセスはスムーズです。さらに、鉄道・高速道路ともに日光・鬼怒川方面へ直通しており、上信越・東北地方へのアクセスも有利です。

出典 板倉町公式サイト

板倉町の水との闘いの歴史

板倉町の南境には我が国最大の流域面積を誇る利根川が流れ、北境には鉱毒問題で有名な渡良瀬川が流れこんでいます。このため昔から水の恩恵を受けてきた反面、夏の増水期にはしばしば洪水氾濫に苦しめられてきた洪水常習地帯で、水場とも言われてきました。

かつて館林城主であった榊原康政、徳川綱吉の時代に、利根・渡良瀬川堤防築堤がなされたと記されています。しかし自然の猛威はその堤防をも何度も欠壊させました。特に明治期には公害の原点ともいわれた足尾鉱毒事件が発生、精練の際に発生する亜硫酸ガスによって足尾の山から木や草が消えるに及んで、毎年のように洪水がおき、大きな打撃を受けました。

一方明治政府は、洪水を防ぐために渡良瀬遊水地計画をつくりましたが、そのため私の町に隣接をしていた谷中村が廃村に追いこまれ、多くの村民が他に移住せざるをえなかったという辛い歴史もあります。なお、今年は谷中村廃村100年の年でもあります。

水場の知恵、水場の文化

先人達は、長い水との闘いの歴史のなかで、この地方独特の水場の知恵、水場の文化を育くんでまいりました。その一つに「水塚」と言われる防災施設があります。水害時に人や家財道具・食糧・家畜などを守るための施設で、屋敷の一隅に土盛りをし、そこに水防建築を建てるものです。一般的には1階部分が備蓄米、味そ醤油樽等の貯蔵場所に、2階部分が水害時の居住場所となるものです。

また母屋や納屋等の軒先には「揚舟」というものが吊されています。これは水害が予想されるときには降ろして使用するもので、水害時に人や家畜、食糧や水、そして家財道具などを運んだ舟です。その他に川田と言われている堀り上げ田や、潜り橋、サイフォン(暗渠)などがあります。

またかつて板倉町の郷土芸能、水害圏の信仰、民俗行事などを調査された専門家の人達は、その種類の多さ、保存状態が、何れも関東の中でも特殊な地位を占め、まさに民俗芸能の宝庫であると驚嘆したものです。これ等は何れも水に苦しんできた歴史の重み、そして水害を防ぐという課題に取り組んできた地域住民の運命共同体意識の強さ、また苦しいが故にみんなでうたい踊るという形で、芸能等が育てられてきたものと思います。

さらにこの地は、群馬の水郷と言われるくらい標高差の少い低湿地域で、いったん水が入るとなかなか水が出ていかないということから、内水排除にも腐心し、先人達は血のにじむような努力の結果、昭和2年、群馬県で最初の機械による排水機場を完成させました。おかげで広大な湿地が美田に生まれ変り、群馬のウクライナとも称される地域となりました。

重要文化的景観への取り組み

板倉町は昭和22年9月、関東地方を襲ったカスリン台風で、渡良瀬遊水地の堤防が欠壊、大きな被害を受けましたが、その後60年近く水害に出会うこともなく、先人達が大切にしてきた水塚や揚舟、その他の水文化が次第に失われつつあります。

たしかに今は以前に比べ、便利で豊かな社会が実現したことも事実であります。しかし前に触れたように今の我が国のさまざまな状況を考えると、もう一度原点を見つめなおす時期にきているような気がいたします。

欧米の主要国では、我が国と比べて遥かに厳格で詳細な景観法を定め、街並みや農村景観づくりを行なっていると聞いております。またそのことが国家や地方の品格、質の高さとして国民の誇りにもなっているようです。

その点残念ながら我が国では土地や建物等、個人の財産権の主張が強く、景観等共通の財産という認識はまだまだという感じがいたします。しかし近年、国においても市民の間からも、少しずつではありますが、景観を重要視する気運が高まりつつあるような気がいたします。

板倉町は平成15年6月、文化庁の「農林水産業に関連する文化的景観」に選定されました。

農の景観とは、農林水産業などの生活の営みのなかでつくられた、歴史や文化に関連した特色ある景観を選定したもので、当町の場合は、町のほぼ中央を流れる谷田川の柳山群落、川田、サイフォン、排水機場、潜り橋といった低湿地特有の景観や施設、そして町の東側に位置する広大な渡良瀬遊水地、特に1,500ヘクタールにも及ぶよし焼き等が複合景観として認められたものです。

また平成16年からは、県と町による共同プロジェクトによって、各専門のスタッフ、また文化庁や民間の団体等の支援もあって、川舟の製作やよしず製作、板倉町の漁法、川田の製作、綿栽培と綿織物、水郷の伝統食などに取り組んでまいりました。

一方平成16年、文化財保護法の改正により「文化的景観」が文化財の一つとして位置づけられました。

文化的景観とは、人間の手によって守られてきた景観のことで、生業の中から生れた景観は、人間と自然の織りなすその地域独特の景観をつくり出しており、その中でも特に重要なものを「重要文化的景観」としたものですが、その第1号としては、平成18年1月に、滋賀県近江八幡市の「近江八幡の水郷」が選定されました。

板倉町は昨年10月、町制施行50年を迎えるにあたり、あらためて、「これからは50年、100年先を見据え、町の最大の特性でもある水を活かしたまちづくりを行い、最終的には重要文化的景観を目指す」ことを決意いたしました。

当面は3ケ年で「板倉の水郷景観や保存計画」策定に向けて、調査・策定事業を進めている段階ですが、まだまだ町民の理解や、町民を巻きこんでの取り組み、景観計画調査や条例の制定等困難なことも多く、道遠しという状況なのかも知れません。

しかし現在の板倉町は、先人達が生活や生業を連綿と続けてきた結果のものであり、この地方特有の景観や文化を後世に伝えていくことも現在の我々に課せられた大切な責務であると考えます。

私達がふだん何気なく見ている景観、それは言葉では言い表すことのできないような大きな安らぎを与えてくれると同時に、もし一度失ったら、いくら後悔しても取り戻すことのできない貴重な財産なのかも知れません。

そうした観点から、町民と力を合わせて努力をしていきたいと考えています。

出典  全国町村会公式サイト

板倉町出身、ゆかりの有名人

荻野 喜弘 日本の経済学者、経済学博士(九州大学)。第14代下関市立大学学長、元九州大学経済学研究院長(経済学部長・経済学府長)。専門は社会経済史、石炭産業論。

田部井 剛 指揮者・ピアニスト。

出典 ウィキペディア

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